強度が高く、奥歯でもしっかりと噛む事ができる素材です。
また、金属に比べて重さが1/3と軽く、極力歯に負担を与えません。
高い生体親和性のおかげで金属アレルギーも無く、金属には出せない自然の歯の色も大きな魅力です。
各種オールセラミックスのシステムには特徴があり万能ではありません。
ここでは代表的な比較的適応範囲の広いシステム2つを紹介いたします。
◆ECSアルミナ・・・色調再現性に優れているため、単冠の前歯部に最適。
◆ジルコニア・・・フレーム強度が高く、ブリッジ、インプラントの上部構造などに最適。
歯が欠損してしまった場合の治療法として、
入れ歯、ブリッジに変わって行われるようになったインプラント(人口歯根)。
◆カスタムアバットメント・・・口腔内に植立されたインプラントと上部構造(かぶせ物)とを
確実に一体化させるための土台。
◆インプラント上部構造(かぶせ物)・・・口腔内にて直接的に機能する部分で、
大きさ、咬む場所、数などは個人差があります。精確な診査・診断のもと製作されます。
デンチャー=義歯、入れ歯の事です。総入れ歯から部分入れ歯まで、
現在はより食事を美味しく食べる為のノウハウも出来ていますので、選択肢は多岐にわたります。
◆コンビネーションデンチャー・・・PFM(メタルボンド)に精度の高いミリング、
アタッチメント加工等を施し、バネの見えない部分入れ歯を強固に固定して
入れ歯の動きを無くす事でシッカリと食事を噛み砕け、結果、豊かな食生活を送る事が可能。
インプラントのメリットを骨の状態如何で、全ての患者様が受諾できる物ではなく、
従来の入れ歯で満足できない方におすすめ。
◆チタン床・・・金属味がなく、舌が抵抗なくスッと馴染む生態親和性の良い金属。
※右の歯の写真は天然歯となります。